今回はパーソナライズ検索に関して取り上げたいと思います。
ある検索ワードに対して、一律の結果を返すのではなく、個人の検索履歴などをベースにして検索結果を適切にカスタマイズして検索結果を返すパーソナライズ検索は、もう当たり前になったような気がします。ただ、これを自分たちでやろうとするととてつもなく大変です。特に、何か認証がかかっているサイト内での行動で、アクセス解析データと個人データのつけ合わせができるサイトならともかく、普通のサイトではまず無理だと思います。
Googleは(特にログアウト時に)どうやっているかというと、Cookieを利用して検索結果をカスタマイズしています。ブラウザ情報とCookieの情報をリンクさせておき、その履歴を取得、過去の検索内容(検索ワードやクリック履歴)に基づいて、検索結果をカスタマイズというようになっています。
[参考・・・http://www.google.com/support/accounts/bin/answer.py?hl=jp&answer=54041 が参照元です。]
ログイン時のパーソナライズ検索 | ログアウト時のパーソナライズ検索 | |
---|---|---|
カスタマイズに使用するデータの保存場所 | ウェブ履歴、Google アカウントにリンク | Google サーバー上、匿名のブラウザの Cookie にリンク |
使用する過去の検索履歴 | 削除されていなければ無期限 | 180 日前まで |
カスタマイズに使用する検索 | ログイン時の検索内容のみ、およびウェブ履歴を有効にしている場合のみ | ログアウト時の検索内容のみ |
無効にする方法 | Google アカウントからウェブ履歴を削除する | 検索のカスタマイズを無効にする |
ここでもCookieなんだなと当たり前のことで感心してしまいました。
ちなみに、ログイン、ログアウト時に、同じ検索ワードで検索すると結果が違って表示されます。
一度体感して見ると面白いです。
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