2010-12-31

Firebugを使って、HTTPヘッダーを確認する方法

Firefoxのユーザーの方であれば、アドオンにFirebugを入れていることが多いと思います。ただ、サイト製作の方でない限り、なかなか使いこなせている、もしくは使い方を理解している方は少ないと思います。

今回は、Firebugを使って、HTTPヘッダーを確認する方法を書きます。
  1. まずは、(インストールされていることが前提で)、「F12」を押すか、ブラウザの右下にあるアイコンをクリックします。
  2. 接続のタブを「有効」にします。
  3. そのままの状態で、HTTPヘッダーを確認したいサイトにアクセスします。
  4. +印をクリックして詳細な内容を確認します。
私は、この機能を使うのは、主に納品をしたサービスがうまく表示されないとき何処に原因があるのかを、推測するためにステータスコードを確認したり、使用しているサーバーなどを確認したりするときに使います。ステータスコードについては念のために下記に書きます。
  • 200番台は成功
  • 300番台はリダイレクト
    • 301:新しい場所から取得してください(今後もずっと)
    • 302:新しい場所から取得してください(今回だけ)
    • 304:変更されていません(データ本体は送られない)
  • 400番台はクライアント側のエラー
    • 401:ユーザー認証が必要です
    • 403:アクセスが禁止されています
    • 404:見つかりませんでした
  • 500番台はサーバー側のエラー
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/01/12/7156 からの抜粋、一部改変)

是非、皆さんも試してみてください。

SEO業界の基本用語、専門用語

年末になるとどこも特集記事を組んで、今年の記事の振り返りをやっています。その中で意外に参考になったなという記事が、Web担の「SEO業界の専門用語 - 知っておかないと会話できない基本編」です。この業界で働いていると、当たり前に使っている言葉があるけど、以外に意味を知らない、正確に伝えることができないという言葉があります。
試しに私は、記事に取り上げられている項目をすべて書き出してみたのですが、恥ずかしながら上記の3つは正確に書き出すことができませんでした・・・。皆さんも試しにいくつできるかやってみると面白いと思います。

未だに効果があると思われている?SEO対策に関して

いつも興味深く読んでいるWeb担の「ブラックハットSEO大全」で、「やっても意味のない“SEO”手法」に関しての記事がアップされていました。ここで取り上げられていた手法は次の5つだったのですが自分が普段効果があるといっていないか、ドキってする項目もありました。
  • metaタグを設定します
  • キーワード出現比率を5%にしましょう
  • validなHTMLにしましょう
  • ページフッターに自社関連サイトへのリンクを並べる
  • サーバーのIPアドレスを分散する
ただ、上記の中には、SEO手法としては意味はないかもしれませんが、サイト製作上の観点などではやったほうがよいこともあります。私のような普段、売り手の立場としては、この手法を何のためにやるのかを正確に伝えるためにも改めて頭の中を整理するのに役に立った記事でした。

有料リンクについて・・・その2

このブログで、以前有料リンクに関しては取り上げたことがありますが、Googleのウェブマスター向けの公式ブログで「Google が有料リンクを信頼しない理由」という記事がアップされていましたので、再度取り上げたいと思います。

有料リンク、正確に言うのであれば「PageRank を転送するリンクの売買」 は、Googleのウェブマスター向けのガイドラインの違反行為になります。ただ、こうしたビジネスがなくならないのは、その行為が発見されるのが、アルゴリズムレベルで自動的にまだまだ見つけにくいためなのかもしれません。

有料リンクに関しての記事は、Web上に数多くありますが、個人的には色々な意見にだまされずに、ウェブマスターツールのヘルプ記事が一番わかりやすく書いてあると思います。意外に読まれたことのない人が多いので、一度は読まれると良いと思います。

2010-12-25

重複コンテンツに関して

重複コンテンツに関してです。ここでは、同一内容のコンテンツが異なる複数のURLで展開される場合を想定しています。まずはじめに、重複コンテンツがスパム行為とイコールにとらえる方がいますが、これはスパム行為ではないです。

ウェブマスターツールのヘルプ記事をはじめ色々な記事でこの問題は取り上げられているので、興味のある方は、是非、ご一読ください。私も迷ったときに何度か読み直して参考にしています。

重複コンテンツ(ウェブマスターツールより)
http://www.google.com/support/webmasters/bin/answer.py?hl=jp&answer=66359
SEMリサーチ
http://www.sem-r.com/seo/20080616131002.html

なお、同一内容のコンテンツが同一URL内にある際の処理方法もGoogleの公式ヘルプが一番参考になるなと個人的には思います。

PageRankは意味がないことに関して

このブログでも、以前PageRankは、意味がないことを書きましたが、私が普段読んでいるWeb担の記事にも同様の内容が書いてありました。
元ネタのGoogle Webmaster Central Help Forumは、下記のURLです。
http://www.google.com/support/forum/p/Webmasters/thread?tid=25ddb903338c4cb0&hl=en
Googleには、 PageRankが2種類あって、内部で検索順位の決定要因になっているものと、ツールバーに表示されるものがあります。上記のURL内でも、私たちが普段見ているツールバーのPageRankは、年に3から4回しか更新していないと言っています。
まだまだ知らない人も多いので、参考までに記載します。

2010-12-18

WEBサイトのインデックス状況を調べるには

WEBサイトのインデックス状況を調べるには、主に2つの方法があります。
  1. Googleなどで、site:コマンドを使べる方法です。ただ、この数字はあてになりません。(Google自身が認めています。しかもすぐに結果は反映されません)ただし、SERP上で0件だった場合は、何かしらのペナルティーを受けている可能性もあると思います。
  2. GoogleウェブマスターツールでXMLサイトマップを送信して確認する方法です。しかしこの方法だと自分が管理しているWEBサイト以外はわかりません。
上記の「2」に関してですが、そのサイトの所有権を確認する方法は用意されています。
  1. DNSレコードをドメインの設定に追加
  2. メタタグをサイトのホームページに追加
  3. HTMLファイルをサーバーにアップロード
  4. Google Analyticsアカウントにリンク
したがって、たとえばサイト製作などの仕事をしている立場の場合、「2」「3」であれば比較的にやりやすいのかなと思います。その後のクライアントからのレポート業務などに使えるかなと思います。

2010-12-12

なぜ、EFO(入力フォームの最適化)が必要なのか?

以前、このBlogでも書いたと思いますが、「EFO(エントリーフォームの最適化)」のASPサービスをされている、ショーケースティービー社の方の記事です。
決して提灯記事になっているのではなく、なぜこの手法が必要なのかという根本的な命題について書かれていたので参考になりましたので、引用します。 

BtoCの企業などでは、入力フォームも以前よりひどくはなくなりましたが、コーポレートサイトなどまだまだサイト訪問者への視点が欠けているサイトが多いです。是非、考えていただけるきっかけの記事になればと思います。

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コンテンツミルの事例・・・SEOの今後のひとつのトレンド

コンテンツミルがSEOの今後のひとつのトレンドになることを、色んな所で話をしています。私が「コンテンツミルってご存知ですか?」とお話すると、10人中9人ぐらいは、「?」という反応をします。コンテンツミルが何かということは、このBlogの過去記事を見ていただければと思います。

さて、今回はコンテンツミルのひとつの事例を紹介します。
私の勤めている企業の紹介になってしまい、恐縮ですが、FresheyeのTOPページの左カラムに「キーワードまとめ読み」という箇所があります。どのエントリーワードでも結構なのですが、クリックしてみてください。そのワードに関する、ニュース&Wiki&関連する記事がひとつのページに詰め込まれています。まず、Web上のトラフィックで、テールのワードを見つける(選定する)ところが一番肝であったりするのですが、そのワードに関するTOPICを1ページ内に詰め込んで、検索エンジンから引っかかりやすくなるようになっています。

こうしたページを、広告収益より低いコストで自動的に生成し続けるところまでを含めてコンテンツミルの手法ということになります。

最近、興味を持っていただいているクライアントが増えています。
また、情報がありましたら、このBlogでも報告します!

2010-12-04

時系列でノートを書く方へお勧めのノート

ここ数年、手書きの良さが見直されているのかノート術(手帳術ではなく)的な本や特集はよく目にします。ただ、私も新しいことが大好きなので、よく手を出すのですが、一冊のノートを最後まで使い切ることがあまりできません・・・。何でかなと振り返ると、一冊のノートで色々なこと(たとえば、私の場合は、訪問先でのメモや営業会議、資料作成のラフ案など)を書いているので
  • 項目ごとにページを変えていると、空白のページが増えていまい、なんだかそれがもったいなく感じる。
  • とはいっても、クライアント先でメモを取る際は、他の情報が見られないようにノートを取る必要がある。
  • 一冊で時系列で書くと、そのノートの中に必ず記述があるわけだがどういう訳か探しづらい。
そんな不満(わがまま?)から、結局取らなくなってしまいます。また、こうしてやってきても何とかなってきたことも、このままで良いやと思ってしまうのかもしれません・・・。

こうしたときに、いいノートを見つけました。私も購入して今使い始めています。それが下記の抜粋に掲載されているノートです。

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私は、A5のリングノートを、同じコクヨ製のカバーノートにつけて使っています。
是非、時系列でノートを書く方は、参考にしてみてください。

iphone向けのサイトを作りました

このBlogのアクセス解析のログの中で以前より気になっていたデータがあります。
アクセス元のOSを見ていると、iphoneからのアクセスが、Windowsについで多いのです。
私は普段3GSを愛用していますが、周りを見るとここ1年でだいぶiphoneユーザーが増えたなと感じます。

このBlogへアクセスしているOSの内訳(Bloggerの統計情報より)


以前より、iphone向けに最適化されたサイトも作りたいなと考えていたのですが、時間も知識もないので諦め掛けていました。
そうしたときに、いつも参考にしているBlogでiphone向けサイトを作る方法が載っていました。

Blogger ブログに iPhone 用ページを導入する「Blogger Touch」
http://www.kuribo.info/2010/11/blogger-iphone-blogger-touch.html 

iphoneユーザーの方は、是非、お手元のiphoneからアクセスしてみてください!

米アマゾン、ウィキペディアを利用した新サービスについて

CENTを見ていたら面白いニュースを目にしました。

■米アマゾン、ウィキペディアを利用した新プロジェクトを開始

http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20423604,00.htm?utm_source=cnet&utm_medium=inside_spot&utm_campaign=search&utm_term=%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%82%BE%E3%83%B3 

簡単に言うと、ウィキペディアをアマゾンが自社ドメイン下でホスティングして表示させて、ウィキペディア中に記載のあるアマゾンで購入可能な本はそのリンクを貼るというものです。

このニュースのどこに面白さを感じたかといえば、これが本格化すれば、たとえばある作家の名前や著作物がオーガニックな検索をされた際に、アマゾンの通常ページとともに、このホスティングされたページが表示される可能性があるんだというところです。

ホズティング云々だとハードルが高い企業の為にか、国内ではウィキペディアのASPサービスを展開している会社はありますので、どこの企業かが同じようなことをやなないのかなと思います。

■ペディアプラス(ニューズウオッチ社)

http://www.newswatch.co.jp/pediaplus/